金屋町は、千本格子の家並みと銅片の敷き込まれた石畳が美しい、古い町並みを今に残している町です。
お問い合わせは【高岡市商業観光課 観光戦略室】まで
Tel: 0766-20-1301 / Fax: 0766-20-1496 / kansen@city.takaoka.lg.jpお問い合わせの際には「ジョビューで見た」とお伝えになるとスムーズです。
加賀藩二代藩主前田利長公は、城下町高岡の興隆繁栄の一策として、慶長16(1611)年、鋳物師7名を招き、拝領地を与え、5ヶ所の吹場(鋳物作業場)を建てさせ、諸役を免除しました。その拝領地が千保川左岸にあり、ここに高岡鋳物発祥の地・金屋町が生まれました。
金屋町の人々は手厚い保護のもととなった利長公の御印文書を崇め、利長公の命日にあわせた毎年6月19・20日に御印祭を行い報恩の誠意をあらわします。
開町(約400年前、1611年)まもない城下町高岡を繁栄させるため、加賀藩は鋳物作りを奨励したことから、高岡鋳物発祥の地である金屋町(かなやまち)は大いに栄えました。
金屋町で400年も続いた鋳物技術は現代にも受け継がれ、銅器の全国シェア90%を誇り、鉄器、アルミ製品でも全国に知られています。アルミ製品は、現代建築に欠かせない素材として高岡の主要産業(三協アルミ、立山アルミなど)となっています。
金屋町は、高岡でも最も古い町であり、今も格子造りの家々が軒を並べ、約500mにわたって続く石畳の道と格子造りの古い家並みが見事に調和し、一帯は明治・大正時代を彷彿させます。風情ある街並みは、映画やテレビの舞台にも登場します。
金屋町の祭りとしては、毎年6月1日と20日に行われる「御印祭(ごいんさい)」が有名です。
鋳物師の心意気を歌と踊りで表現したといわれる「弥栄節(やがえふ)街流し」が見所の祭りです。
古い町並み 観光金屋町(富山県高岡市) |
慶長14年(1609)、加賀藩2代藩主前田利長公が高岡に居城を移し、慶長16年(1611)には砺波郡[となみぐん]西部金屋[にしぶかなや]より7人の鋳物師[いもじ]を金屋町に呼び寄せ、御印地と呼ばれる幅五十間、長さ百間の宅地を与えると共に、納税や労役免除等の特権を与え手厚く保護し、金屋町の地で鋳物業を興したのが現在の高岡銅器の源です。千本格子[せんぼんごうし]の家並みと銅片の敷き込まれた石畳が美しいたたずまいを見せています。北陸は富山県へ観光でお越しの際は、ぜひ金屋町(富山県高岡市)へ♪
名称 | 金屋町(富山県高岡市) |
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ホームページ | ねっとこ金屋 |
所在地 |
〒933-0841 高岡市金屋町5-15 (高岡映画資料館) |
お問い合わせ | 高岡市商業観光課 観光戦略室 Tel: 0766-20-1301 Fax: 0766-20-1496 kansen@city.takaoka.lg.jp |
古い町並み 観光:金屋町(富山県高岡市)への口コミ・コメント
前田利長公の命日に当たる6月20日には利長公への報恩・感謝の意を込めて、【御印祭】[ごいんさい]というお祭りが催されます。特に祭りの前夜に行われる、【弥栄節[やがえふ]街流し】は、金屋町の老若男女はもとより、近隣の保育園児、小中学生や踊りの愛好家の方々などが大勢参加され、華やかで楽しい祭りとなっています。
また金屋町は、高岡市を舞台に撮影された映画「8月のクリスマス」のロケ地となったことで、有名ですね♪